▶塾内通貨「テラ」とは
寺子家では、塾生の日頃の頑張りを評価するために
「テラ」という塾内通貨を使用しています。
塾生には大好評!塾での勉強やマナーなどを頑張って
テラを必死で貯めている子、いろんなものに交換して楽しんでいる子など
さまざまな良い影響を与えています。
Q&A方式で、この「テラ」について説明していきましょう。
Q どうすれば「テラ」がもらえるのでしょう?
A 次の場合、「テラ」を獲得できます。
1 塾に来たら給料が出ます!
登塾1日につき10テラを月末締めで支払います。
2 テストでいい点を取ったらボーナスが出ます!
小学生は、学校のテストや塾の単元テストで100点を取れば10テラもらえます。
中学生は、定期テストや習熟度テストなどで80点以上取れば10テラ以上がもらえます。
3 人に親切にしたり、気遣いができたらボーナスが出ます!
寺子家は、学習指導を通して人間形成をはかる塾です。
勉強があまり得意でなくても、価値ある行動が取れればそれを評価し、ボーナスを与えます。
Q テラをもらうと、どういういいことがあるのでしょう?
A テラは10テラ10円として、塾内にある品物と交換できます。
たとえば、お菓子は30テラ、ジュースは100テラ、図書カードは500テラです。
Q 「テラ」を導入して何か変化はありましたか?
A 次のような良い効果が確認されています。
1 遅刻が減りました。
遅刻をすると給料がもらえないので、今まで遅れがちだった塾生が意識して早く来るようになりました。
2 授業態度が良くなりました。
授業中うとうとしていたり、ボーとしていたりすると、はやり給料が減ります。
よって、塾生が集中して授業に取り組めるようになりました。
3 気を利かして、塾長の手伝いや塾内の整理整頓ができるようになりました。
Q 「テラ」導入の真の狙いは何ですか?
A 「テラ」を導入することにより、塾が仮想社会となりました。
つまり、経済というものを身近なところで体験することができるのです。
お金をどうやって稼ぐか、好きな物を買うためにどうやってお金を貯めるか。
また、みんなががテラを使用せず貯めてしまうと、経済が停滞してしまうことさえ体験できます。
さらにこれから先、このテラを使って投資もできないかと模索中です。
生徒に勉強させるのに「内発的動機付け」が理想ではあります。
しかし、それはあくまでも理想です。
外発的動機付けであっても、それが助走となって、やがて褒美が出なくても
「学びたいから頑張る」
「賢くなりたいから学ぶ」
そう変容していくことを期待しています。